本に出ました。
この本は去年行われた水戸室内管弦楽団の第3回ヨーロッパツアーに際してのそのレポートをまとめた本です。当初予定していた指揮者、小澤征爾といっしょにというツアー計画は小澤が体調不良によりキャンセルになった為、結局、指揮者なし、で決行したのでした。本来5公演だった予定は3公演に減らしたりスタッフの並々ならぬご苦労によって成し遂げられたので一つのドキュメンタリを読むことができます。また、訪問したミュンヘン、ウィーン、フィレンツェ、マドリード、パリの紀行は音楽ファンの観光ガイドとしても読めるかなと思います。この本の中では訪れた各地でクラッシック音楽周辺で活動する日本人にインタビューのページがあるのですがフィレンツェのところでヴァイオリン製作家ということでお呼びがかかり目出たく掲載に至った次第です。なんと豪華にフルカラー装丁です。しかも他のページには日本の有名な演奏者さんたちがたくさん出ているではないですか。ちょっとこ恥ずかしいですがご一読くださればと思います。。