ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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音楽スペース「ぷりむら」の看板作りました

工房付設の音楽スペース「ぷりむら」はレッスン受講生が集りましてバイオリンレッスンを開講しています。今は月曜日の夕方にレッスンを行なっています。

今週看板を作りまして工房の看板の脇に設置しました。
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この看板は文字をカッティングシート(シール)に切り出してもらい下地の板にはりつけ製作しました。さいわい近所にデータで原稿をもって行って出力してくれるデザイン工房さんがあるので助かっています。

部屋の壁には何も飾っていなかったのですが叔母から手作りのキルト地のタペストリーをプレゼントしてもらいこれを飾りました。
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以前から「こんなのを作るから・・・」とお話をしてもらっていたのですが出来上がってみたら予想以上に大きいものでビックリしました。パッチワークで作ったキルト地にバイオリンと譜面台、音符をデザインしてくれたのですが、丁度ぷりむらの壁に会うサイズだったのでここに飾ることにしました。しかも譜面台は昨日用意した譜面台とそっくり!(モデルは同じか?)
程よく音を吸収してくれるようで、音響的にも最適だったと思います。

ともあれこんなかんじで音楽スペースは始動しています。レッスン生はまだ募集中です。興味のある方は体験レッスンも実施しているのでどうぞよろしくお願いします。
by shinop_milano | 2012-06-08 23:25 | 篠崎バイオリン工房

ヴィオラスペース ワークショップでプリムローズのヴィオラに会う

d0079867_13326.jpg毎年日本でこの時期に開催されているヴィオラのお祭りヴィオラスペース。ヴィオリストの今井信子さんらが中心にコンサート、マスタークラス、ワークショップ、去年からは東京国際ヴィオラコンクールも開催される盛りだくさんのイベントですが、大学で楽器を弾き始めた頃は会場が近く(今は無きカザルスホール)であり、またチケットも安く毎年聞きに行っていました。

雑誌の広告などで今年のヴィオラスペースの内容をみたらワークショップで5弦ヴィオラのレクチャーコンサートがあるとのことで(しかも無料!)すぐに予約を入れて聴講に参加することにしたのでした。このイベントに参加するのは久しぶりなので、しかも現在の会場は母校のウラのホールということもあるたいへん懐かしく四ッ谷の紀尾井ホールに行ってきました。

会場に着いて、ホールに入ろうとするとロビーにガラスケースに入った楽器が2台置いてある。ただならぬ楽器かと思って習性的に楽器を眺める。脇には外人が座っている。ふむふむ、何処かで見たことがあるようなヴィオラだ・・・ケースの下にあった名札を見てビックリ。なんと、ウィリアム・プリムローズが使っていたヴィオラだ!!

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W. プリムローズは20世紀を代表する有名なヴィオリストで、ヴィオラファンの中で知らない人はまずいない人ですが、彼がアンドレア・グァルネリのヴィオラを使っていたのは有名な話でこの楽器は”セレブなヴィオラ”の1台と言っても過言の滝ではないでしょう。写真とってもいいというので携帯カメラで一応撮っちゃいました。

で、なんでこれがここにあるかというと楽器オークションハウスのTarisoが7月にあるプライベートオークションの下見としてもってきていたのでした。そんな話は知らなかったなぁ。
ちなみにその隣にあったのはバイオリンで同じグァルネリでもより有名な「デル・ジェズ」でした。こちらは現在Tarisioのwebサイトでも見られる”Folinari"というあだ名の6月に競売にかけられる一品でした。

国際的なコンクールの審査会場なのでこのような楽器が会場にあっても不思議ではないのですが、この展開は読めていませんでした。5弦ヴィオラ以上におもわぬ出会いがあり感動です。
しかもこの楽器は僕がモデルに使っている同じアンドレア・グァルネリのConte Vitaleヴィオラとまったく同じモデルでありそれがすぐに見て取れます。

軽い興奮を覚えながら、脇の外人に話しかけ自己紹介して話し弾むと「あとで楽器みてみる?」と言ってくれたので「是非!」と返事をさせてもらいました。やった〜。久しぶりにいい経験をしました。しかし、この楽器を手に取ってみられたのはヴィオラファンとしてとても嬉しい!

どうも、コンクールの開催中はこの楽器たちは紀尾井ホールに展示されるようです。ヴィオラファンや楽器ファンは一見の価値ありです。こちらは会場で配られていたチラシのコピーです。
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ちなみに本命だった5弦ヴィオラはC線下にF線を加えたものでシューベルトのアルペジョーネ・ソナタを弾くようにと作られたものでした(この場合はチューニングを半音下げてEで調弦)。楽器の構造とアイデアはなるほどという感じでしたが弾きこなすには難しいそうな感じが見て取れました。
それより、アルペジョーネ・ソナタのアプローチの仕方はたいへん勉強になりました。それ以外にもヴィオラと言う楽器にどのようなことが要求されるのか、ということが今井信子さんや川崎雅夫さんのマスタークラスを聞いても良くわかりました。自分の中で作るヴィオラに対する考えを修正しなくてはと思わされた1日でした。
by shinop_milano | 2012-06-01 09:06 | 篠崎バイオリン工房

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


by shinop
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