ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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自転車2人乗り

お城から展示会セッティングの帰り、アネッテが自転車乗ってく?と声を掛けてくれたので後ろの荷台に乗せてもらうことにした。僕が運転しようか?と聞いたら僕の方が軽そうだからということで女の子のこぐ自転車の荷台に座ることになった。ちなみに僕の体重は55kg、ドイツ人の彼女は・・・ひとまわり上手だった。
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2人乗りの自転車でVia farina(モデナの目抜き通り)をはしる。途中で何度かタイヤの軋む音がしたが気にしないで僕のうちまで送ってくれた。自転車の荷台を見ると車軸から荷台を支えているアルミの棒がひしゃげている。鈍い音の原因はこれか・・・僕が乗ってもこれじゃあしょうがないかと二人して諦める。
それにしてもすごく久しぶりに自転車2人乗りしました。後ろに乗るのは結構怖かったです。
by shinop_milano | 2010-06-27 20:00 | モデナ生活

お城でギターの展示会


6/26から9月の最初の週までモデナ県のアペニン山脈側の街パヴッロ・ネル・フリニャーノPavullo nel FrignanoにあるモンテクッコロMontecuccolo城でフリニャーニのコレクションのギターを展示することになって展示会場の設営に行ってきた。
モンテクッコロ城は最近修復を終えた(修復期間は15年!)中世のお城でこんな感じです。
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7、8月にギターの講習会、コンサートが行われるのにあわせて歴史的なギターの展示会を行うことになったのである。実は当日以外にも2回ほど準備の為にここに来ている。展示用ショーケースの搬入、組み立てなど行い今回は楽器展示と、多分に漏れず、会場のお掃除と言った感じである。
午前中に準備も終え地元のトラットリアでの昼食はとても美味しく、山で取れ立てのキノコや地元のチーズ、サラミ、ハムをオーガナイザーでギタリストのアンドレア・カンデッリにごちそうになりました。モデナと言えば食の宝庫だけど、初めて来たその山間部はまた格別です。
会場には18世紀終わりから19世紀のイタリアのギターが12台展示され中にはヴィナッチャ(マンドリンで有名)、ファブリカトーレ、グァダニーニ(といえばヴァイオリンだが19世紀のグァダニーニはむしろギターで有名)などとても興味深い楽器が並んでいます。フリニャーニも自分の名字をの由来であろう土地でこのようなイベントができるとのことでこの日はとても機嫌が良かったです。
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夕方にはカンデッリ氏とフルートのデュエットでミニコンサートとフリニャーニによる楽器ガイドも行われ僕も勉強になりました。最後にお城の窓からみた周りの風景。天気の良い週末はのんびり過ごすのにも気持ちよいところです。
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by shinop_milano | 2010-06-26 22:30 | 楽器製作

イタリアが負けた日

24日、サッカー日本対デンマーク戦に先立って行われたイタリア対スロヴァキア戦はイタリアの一次リーグ敗退という結果であった。もちろん勝てばその直後から街が賑やかになるのだが、この日はシーン。普通の夕べであった。
翌日、街の中はやはり静かである。しかしバールの前で耳をそばだてると何やら昨日の試合の話をしているようである。何やら笑いながら、しょうがないさ、というような話しっぷりだがあたかもそれはなかったことだ、とでも思いたがるような感じ。そう、みんなで結果を無視しよう、という感じか。
それがラボの下のバールだけでの、あるいはモデナだけでの特別な状況であったのかもしれないがこうしてイタリアにとって今回のワールドカップは終わった。
前大会は準決勝のイタリア対ドイツ戦をここモデナで見たのであった。そして今大会のここモデナで試合を見られるのは何かやっぱりこの街に縁があったのかも?
by shinop_milano | 2010-06-25 20:00 | モデナ生活

レッジョ・エミーリア弦楽四重奏音楽祭

6/14−20までお隣の街レッジョ・エミーリアで弦楽四重奏のマスタークラスが行われていた。
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このマスタークラスは3年に一度のここで行われるレッジョ・エミーリア弦楽四重奏コンクールが無い年に学生、アマチュアに向けてマスタークラスが行われるという珍しい音楽祭である。それでこの期間中に地元で楽器を作っている人たちがマスタークラス会場の一部を借りて楽器の展示を行うのだがレッジョ・エミーリア県に住むピッチノッティに「日本人の人がたくさん来るから手伝ってよ」と呼ばれて馳せ参じた次第である。
会場に足を運んでパンフレットを見ると日本人のグループの名前が多い。初日の開会イベントに参加し話を聞くと日本のアマチュア演奏協会の方が企画に参加しているらしくそれが理由のようである。ともあれ、ブースの準備とかたづけ、特に最終日はたくさん人が来ると聞いていたので、呼ばれて行ったのである。僕自身の作った楽器も持って行って展示楽器の中に入れてもらった。
最終日、展示会場に行ってみると足を運ぶお客さんの数はまばら。「去年はここに人が一日になるほど盛況で日本人の人もたくさん来てたんだよ」と説明されるが状況から見るとちょっと想像しづらい。あいにくこの日は雨が振ったりやんだりの悪天候でしかも午後はサッカーワールドカップのイタリアの試合があったからではないかと勝手に想像している。それとも地元の製作家といっても約2人+クレモナの組合のだけなのでちょっとマンネリ化したかな?ちょっと残念。

来年はコンクールの年でマスタークラスは無いようですが、アマチュアを対象としたマスタークラスはとてもよい企画だと思うので今後も続けて行ってほしいと思います。
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by shinop_milano | 2010-06-24 17:35 | 楽器製作

修復のディプロマを取得

6月21、22日に在籍するミラノ市弦楽器製作学校でディプロマの試験があり目出たく修復コースのディプロマを取得ということになりました。

初日は実技試験で規定の6時間にないに当日決められたテーマを行うというもの。予め用意された二種類のテーマが書かれた書類をコイントスで当日選び実施させるので一応試験の内容は当日までに隠されています(だが過去の実績からだいたい予想できるのだが・・・)。今年の修復コースは3人修了候補生がいてしかもヴァイオリン専門の学生と撥弦楽器専門の学生がいるのでそれぞれに違うテーマが用意されていたのでした。僕のテーマはヴァイオリンのセットアップ(駒、魂柱の新規製作と各部の必要な調整)とシリコンゴムで指板の「型取り」を行うというもの。ちょっとイレギュラーな楽器が用意されていたのでその点を考慮に入れなくてはいけなかったが日常茶飯事な作業なので楽々修了。
2日目は各自が行った製作や修復、工房実習の内容についての口頭発表。各自が写真やパワーポイントを使って発表資料を作り20〜30分程度で試験審査員にむけて発表するというもの。試験審査員というのは学校の教師に含めて外部の審査員(しかも楽器の専門家でなかったりする)がミラノ市から派遣されてくる。毎年どんな人がやってくるのかで雰囲気が変わるのだが今年はどうも楽器をいくらか知っている人がやってきていたのでちょっと突っ込んだ質問も飛んできたりした。しかしまったく素人の人もいるのでその点も心がけて発表をするのがポイントだ。
発表は名字のアルファベット順に行われ”S”で始まるぼくは12人中一番最後であった。今回の発表はKEYNOTE(Appleのプレゼンテーションソフト)をつかってスマートに行おう、と力を入れて準備したのだが12人中の最後になると昼食後でみんな集中力も切れてきて用意してきた具体的な楽器の修復の話は中断され「これからどうするの?」とか「日本で楽器の修復とかどうなの?」とか「日本の今の弦楽器業界の様子はどう?」などと質問を振られて、つまり自由にしゃべらされました(せっかく馴れないものを使って資料を用意したのになぁ・・・)。まぁ、それも校長をふくむ教師陣には僕に対する理解があってのことだと思うので、よし、とするけどこの展開は読み切れていなくて「イタリア的勝負どころのカン」はまだまだなのかな、と思った次第です。でもお陰でKEYNOTEの使い方は結構覚えてエフェクトを使った発表はや他の若いイタリアの学生たちに「さすが日本人」と言わせたようです。
とはいえ無事に試験も終わり試験の評価は10点満点中の8点だったということでよい評価でした。試験中の写真は撮れなかったのだけど、一応記念ということで工房実習で仕事をさせてもらったフリニャーニとのツーショット写真を。彼のお陰で楽器のセットアップはずいぶん上達しました。感謝、感謝。
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by shinop_milano | 2010-06-23 10:00 | 楽器製作

ロマンス

ふと耳に挟んだ懐かしい曲、「ロマンス」というタイトルの曲。クラッシックでもありがちなタイトルだけどそれはベートーヴェンでもヴォーン=ウィリアムスでもなく、90年代学生の頃きいた原田知世の曲だ。
当時、スェディッシュ・ポップのトーレ・ヨハンソンとかムーンライダースの鈴木慶一といっしょに活動していて(今もか?)他と一線を画した曲を歌っていたのを思い出す。もう15年も前の前のことだけどYouTubeで見つけた当時のプロモーションを見ると世の中の流行、廃れを感じず、というかそういうのを問題にしないというか、なんかいい感じである。原田知世って強烈ではないがオリジナリティがあり、無理をしないで留まらないでいる。いい感じでいるアラ・フォー女性の一人かな。

その映像はこちら

そんなわけでこの曲の含まれている当時買いそびれたミニアルバム『Flowers』を勢い余ってiTunes Music storeで衝動買い。フレンチポップからのカバー「T'en va Pas」も含まれていています。今聞くとあまりフランス語はうまくないけど自然に耳に残る歌声だなぁ、僕にとっては。
by shinop_milano | 2010-06-20 06:10 | 雑記

昨日の夕方、東の空を見ると珍しい雲が出ているのに気づいた。急いでカメラを持って屋上に出て写真を撮りました。こんなんです。
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キノコ雲、というと爆弾でも落とされたのかのようだけどそうではないようです。ボローニャのあたりで局所的な高気圧でも発生したのかな?なんかエリンギみたい・・・
by shinop_milano | 2010-06-19 22:50 | モデナ生活

Vignolaのさくらんぼ

今週末は街を横切るエミーリア街道沿いに各国物産市場が並んでいていろいろ「味見」をしてまわっていました。最終日、日曜日の日が落ちる頃にいってみると地元ヴィニョーラ(春に桜祭りに行ったところです)のサクランボ協会の屋台にはサクランボがたくさんあったのでよってみた。季節ものだし買ってみようかと味見をしてみると、「ひとパック(500g)3ユーロだけど、2パックなら5ユーロでいいよ」という。ミラノあたりだとひとパック4〜5ユーロくらいだからこれはお買い得!とおもい1kg買ってしまった。
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で、早速家にかえって食べました。サクランボ1kgって結構あるねぇ(上の写真は500gです)。3日くらいサクランボ食べ続けることと思います。でもおいしい。
by shinop_milano | 2010-06-06 22:30 | モデナ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


by shinop
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