ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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夏のポラロイドーヴァイオリン屋の特製フォトフレーム

楽器製作のときにでる余った木を使ってフォトフレームを作ってみました(試作)。ちゃんとニスも楽器に使うものをつかっています!好評だったら商品化、あるいは楽器をお求めになった方にプレゼントなどと考えています。如何でしょう。
ちょうど日本の友達から絵はがきの暑中見舞いのお便りが届いたので入れてみました。もう夏も終わりですね。
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by shinop_milano | 2009-08-25 04:08 | 楽器製作

列車立ち往生

土曜日にクレモナにいる友達に会いに出かけた。ミラノをでて10分ほどすると列車が止まった。信号待ち?かとおもって本を読みながら待っていても一向に出発しない。やがて焦げくさい臭いがしてくる。沿線火事?と思うが畑の真ん中である。すると車掌が線路に降りて後ろの方に歩いてゆく。窓から身を乗り出して後方を見ると最後尾の機関車から煙がでている。暑さの為にオーバーヒートか?あるいはボロいイタリア国鉄に「よくある」危険度の低いトラブルか?
その後、危険だから前の車両に移るように、と車掌から指示があり一つ前の一等車両に移った(でも止まっているからエアコンはきいていない)。待つこと1時間20分、やっと列車が動き出した。代替えの機関車が来たのだろう。2つ先の停車予定の無い駅で停車しその後に来る列車に乗り換えよとのことである。幸い停車していたのは特急列車の追い越しなどに使用される複々線化してあるところだったので他の列車にあまり支障はなかったようだけどこちらの問題の解決のスピードは遅いと言わざるをえない。
次の列車はクレモナには直通でないのでまた途中の駅で乗り換えの必要がある。こういう場合にはどうにもならないので待つしかない。待っている間に旅行中の日本人の家族の方と遭遇した。話によるとクレモナに行く途中とのことである。お子さんがヴァイオリンを習っていてクレモナに行ってみたかったとのことだ。ということで待ち時間に一緒にお話をしながら一緒にクレモナに行くことになった。結局10時半に到着するはずが13時半に当地に到着。ご一緒したご家族のお陰で僕は
暇はしなかったが彼らに取ってはせっかくの夏休みの旅行だったのにお気の毒である。
ともあれ、久しぶりに列車トラブルに巻きこまれた1日でした。
by shinop_milano | 2009-08-22 00:53 | ミラノ生活

在外投票

国内のみなさんには一足お先に衆議院選挙の投票をミラノ総領事館にて済ませました。
ミラノ総領事館での投票は22日までなのですが今日の午後は熱いなぁ、と思い自宅を離れて投票に行きました。帰りは特に用はないのだけどスーパーに立寄って涼んで来た次第です。
さすがに木曜日の4時過ぎに投票に来るひとはあまりいないようで僕のいたときに投票場所にいたのは僕一人でした。ここで投票した票はそれぞれの投票者の籍のある(った)自治体の選挙管理員会に送られて開票に加えられるようです。
個人的には話題の二政党とも「エサ」をばらまき過ぎで本当にそんなに公約をだして実現できるのですか?と問いたいところですが数の理論の選挙では「最大公約数」をたくさん出すようにしなくては行かんのでしょうなぁ。
果たして結果はどうなることやら。
by shinop_milano | 2009-08-20 23:00 | ミラノ生活

熱帯夜

今週に入って暑い日が続いています。昨晩は夜でも部屋の温度計は30℃を下らなかった。風もなかったので妙に熱く感じました。夕立も降らない。ひさひぶりに寝苦しい夜でした。もう涼しくなる頃かと思っていたけどまだまだ暑い日は続くようです。労働意欲わかないなぁ・・・
by shinop_milano | 2009-08-19 00:07 | ミラノ生活

「Life」 聞いています

TBSラジオで月に一回日曜深夜に放送している「文化系トークラジオ Life」。政治や時事ネタ、サブカルチャーなものまで日曜の深夜に毎回テーマを決めてコメンテイター、聴取者からの投稿をもとにトーク、ディスカッションおこなう番組です。
放送はインターネットでのWeb放送も行い、またポッドキャストで後日数回に分けて配信され海外にいてもちゃんと聞けるというのが嬉しいし、何よりも放送の内容が80年代のラジオ深夜放送の雰囲気を出していて面白い(TBSラジオはこの手のトーク番組を昔からよくやっている)。パーソナリティのみなさんが僕と同世代というのも僕には刺激的です。
8月16日にあったテーマは「Life政策審議会」。ということで選挙も近くなったところでこんなテーマですが番組放送前の予告編をポッドキャストで聞いて面白そうだったので投稿したら読まれました。
番組の内容は後日ポッドキャストで配信されると思うので聞いてみてください(どの投稿かはすぐわかると思いますが・・・)。番組URLはこちら
ちなみに今回の選挙は在外選挙制度に則ってミラノの領事館で投票のつもりですが投票期間は公示翌日から22日の間まで。忘れずに投票に行かねば。
by shinop_milano | 2009-08-17 20:00 | 雑記

Hillsideの星空

今週後半も仕事のお手伝いにエミーリア・ロマーニャのS. Poloにでかけた。13日は夕方突風を伴った夕立(temporaleって言うヤツですな)が吹き荒れ雹も降り出し大変だったがその後はすっかり晴れ渡り空気も浄化されたお陰でその晩は満点の星空を眺めることができた。ここは四方の半分を丘に囲まれているので空が澄んでいれば星座を探すのが難しいほど星はよく見渡せる。
折しもペルセウス座流星群がピーク近くなのを知っていた私は夜工房の庭で空を眺めていると流れ星がスッと目の前をよぎった。すると工房より「何をしているんだ」とマエストロが寄ってくると、かくかくしかじかと流星群の話をした。「そんなには見えないもんだよ」なんて天文にはまったく興味の無い彼は鼻で笑っていると結構大きい流れ星を目撃した(らしい、ぼくは見ていなかった)。じゃあまた見えるかもということでしばらく満点の星空を二人で眺めていたのであった。
残念ながらその後星は流れず流星「群」は目撃できなかったのだが、かれは一つ目撃した流れ星に結構喜んだようだ。「明日は何かいいかもあるかもよ?」と僕がいうと。じゃあ、ということで翌日二人でスーパーエナロットを買うことにした(最後は現実に戻る、と)。折しも今日の抽選でもJackspotの当選者はでずに最高賞金は135.900.000ユーロに達したのであった。
by shinop_milano | 2009-08-13 06:51 | ミラノ生活

Libellula

夜台所で食事をしていたら蜻蛉が入ってきた。そういえば、イタリアでトンボってみていないなぁ、と。これは見たことが無い種類だ。手元にデジカメがあったのでパシッと一枚。
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トンボってイタリア語でなんて言うんだ?リベッルラLibellulaというそうです(Lが4つもはいっているぞ〜)。でも彼の場合日本語で「蜻蛉」と書いた方が似合っているな、と思えるのは日本人の特権。
by shinop_milano | 2009-08-12 08:00 | ミラノ生活

手作り焼きシエナ

といっても食べ物ではありません。顔料です。
黄色系の顔料のロウ・シエナRaw Sienaを熱であぶって赤茶色のバーント・シエナBurnt Sienaを自宅で作ってみました。何でもSiena系の顔料はマンガンを含んでいてそれだけで乾性油の乾燥剤になるそうな。熱であぶって赤っぽくなると楽器の色付けにもつかえそうなので実験してみました。

親子丼用のアルミ鍋に適度にロウ・シエナを入れてガスコンロであぶりだすと徐々に色が変わってきてきます。ガラス棒で飛ばないようにゆっくりかき混ぜながら鍋を振りながら行います。
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シエナの主成分は鉄の酸化物なので熱しすぎると燃えるはず。温度は測りませんでしたが結構温度は上がっているみたいで手が汗をかいてきました(緊張感も手伝ったか?)
焼く前と焼いた後の比較です。色は実物とちょっと違うけど色の変化は明らかです。
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by shinop_milano | 2009-08-11 16:00 | 楽器製作

ヴァイオリンできました。

今年初めての楽器ができました(あまり声を大にして言えませんが・・・)。
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今回は塗装をオイルにすで塗っています。ハケを使わず「手」塗り、というか「指」で塗っています。ニスの塗膜は非常に薄い(おそらく今まで使っていたアルコールニスの数分の一くらい)のですがそのようには見た目見えません。色の付け方が今ひとつコントロール出来ず本当はもう少しワインレッドに近づけたかったのですが「朱色」と行った感じです。色の付け方は次回の課題と行ったところです。
弾いて音も出してみましたがなかなかバランスよくなっていて課題だった低い方の弦もまずまずの鳴りといったところです。ちょっと弾きならしてみてセットアップは調整します。

事故から回復して最初の楽器ということとオイルニスのシステムの理解と実験で結構時間がかかりましたがまずまずの成果と思います。現在は別にヴィオラを塗っています。こちらはアルコールニス仕上げ近日中に完成予定です。
by shinop_milano | 2009-08-10 10:30 | 楽器製作

キアラヴァッレ修道院

天気のいい日曜日の午後、最近恒例の自転車で市内にお出かけ。今日はミラノの町を横断してキアラヴァッレ修道院Abbazia Chiaravalleまで行ってみた。
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以前はここの近くに住んでいたので散歩がてらたびたび前を通ったりしたが中に入るのは実に5年ぶり。イタリアに着いてすぐ修道士達のうたうグレゴリア聖歌を聞きに来たとき以来になる。ここはミラノ近辺でも一番古いシトー派の修道院で創建は12世紀に遡るらしい。シトー派と言えば「祈りかつ働け」を実践していた修道士達。中には修道士達の「直売所」があり修道院内で生産された農作物、肉や卵、蜂蜜などなども販売されている。ついでに言うと別の修道院で生産されたものも販売している。そして日曜の午後などには彼らが唱えるグレゴリオ聖歌のも聞ける。

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現在の建物はロマネスク式の建物であるが初期ゴシック的な改修がおこなわれて側廊が付け加えられている。他の教会にように例外無く後にいろいろ付け足され今のように至ったのがわかる。ファサードの裏側や祭壇の天井、などなど壁にはフレスコ画がたくさん描かれている。状態から見るに修復はあまりなされていないがオリジナル感とその歴史を感じるにはまったく見飽きない。

d0079867_16473637.jpg教会の中を一回りしてから中庭の回廊にでる。尖塔はどこかで見覚えのあるものに似ている、そうだクレモナのシンボルの塔Torrazzoだ。様式的には同じだ。この修道院の裏側には鉄道が走っていてミラノからパヴィア・ジェノヴァ方面に往来するときはよく見える。道標的な役割をしてきたのはクレモナの塔と同じだろう。回廊の壁や柱は古いラテン語で書かれた石盤やすべてデザインのちがう柱頭で飾られていておもしろい。

d0079867_16573711.jpgこの回廊の奥のところには食堂がある。この空間の何と優美なことか。ゴシックのヴォールトのラインが美しく幾何学的な空間にテーブルが配置され用意された食器には窓からの光が当たっている。こんな空間ではパンと水だけでも充足感を味わえるのではないかと思える。






日本人的観光名所ではないが僕がいたときだけでもとずれにやってくる訪問者は後を絶たなかった。このような場所がミラノの近辺にはたくさんある。
参考までにキアラヴァッレ修道院のHPはこちら
by shinop_milano | 2009-08-09 22:00 | ミラノ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


by shinop
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