ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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山に行きます

今日からスイスの山に休暇に行きます。
今回は母と伯母が日本からやってきてツェルマットやグリンデルヴァルトの方に行ってきます。スイスの高い山の方に行くのは初めてなので結構楽しみにしています。
というわけで、世間(日本の)より一足先に一週間ヴァカンスに行ってきます。あしからず。
by shinop_milano | 2009-06-26 07:13 | ミラノ生活

一番最初に買ったCDアルバムは?

ちょっとカジュアルな話題。最初に自分で買ったレコードは?とかCDは?とかよく話題になりますが僕の場合CDアルバムは(レコードじゃないよ)崎谷健次郎の『REALISM』と久保田利伸の『Groovin'』だったと記憶しています。中学生のお小遣いで12cmCDを買うのが大変だった時代初めて買ったのがこれです。たしか中学2年生頃。買った当時はよく聞いていたけど(だってそれしか無いんだもの)ちょっとというかかなり時間が経って前回日本に帰ってきたときにiPod用にデータに変換して最近また聞いてみたりしています、特に前者のほうは。
崎谷健次郎なんて知っている人も少ないのではと思うけど当時はよくラジオなんかで流れていて洒落た、都会的な曲の雰囲気が大人っぽく聞こえて、実際、結構複雑なコード進行やエレガントな曲を書いていたりするのでそういう、大人の音楽みたいなのに憧れていたのでした。で、それから20年経ってきいてみると(って、本当に20年かい!?)歌詞の意味とか、ああそうだったのかとわかることもあればその時代の背景とかも見えてきてちょっと嬉しく聞いています。
崎谷の代表曲はなんといっても『もう一度夜を止めて』になると思いますが、ストリングスのセクションなんて当時は打ち込みなんて今のように出来なかったからちゃんと演奏しているしアレンジがしっかりしている。歌詞だって詩的だよ。このリリシズムはイタリア人には解らんだろうなぁ。
ともあれ、最近80年代の日本のニューミュージックなどを持ってきていろいろ聞いています。ぽつぽつと20年経って聴いてみての感想などをこの夏は書きたく思います。
by shinop_milano | 2009-06-19 22:00 | ミラノ生活

ヴィオラがいっぱい

なぜか僕の部屋に今たくさんのヴィオラがある。列挙すると
1、自分が最初に作ったヴィオラ、1&2弦は裸ガット弦が張ってあるクラシック仕様。
2、自分が去年作ったヴィオラ
3、自分が弾くときにいつも使っているヴィオラ、
4、今クレモナの友達が作ったヴィオラ、近日中に返却
5、オケのヴィオラ弾き友達のヴィオラ、修理の為預かっている
もし含めていいのなら
6、現在製作中のヴィオラ
楽器の置き場所に困まっています・・・
by shinop_milano | 2009-06-18 20:49 | 楽器製作

ヴィオラ作りは基本に戻って

という訳で、ヴィオラを作っているのですが今回は初めて本体40.0cmという小さいヴィオラを作っています。ヴィオラの場合本体が39.0〜42.0cmとかそれ以上のサイズもあり得るのでヴァイオリンのような規格サイズのものではないのです。だからちゃんと寸法のプロジェクトを立てないとつじつまが合わない、ということになりかねないです。例えば、アーチの膨らみはこの高さで良いかとか、ネックの角度や長さはとか駒の高さとか。もちろんある程度の「常識」的な寸法はあるのですがこんなことしたら大丈夫?といったように自分でいろいろ考えられるのが面白いところです。
なので寸法の決め方などは初心にもどり図面に書いたりして検討しています。今のところこんな感じで板を掘っていたりします。サクサクっとカールのような削りくずが出ると気持ちいいのですが削り過ぎに注意注意。
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by shinop_milano | 2009-06-16 20:02 | 楽器製作

学校での展示も終わったが・・・

先にお知らせした毎年開催している弦楽器製作学校での楽器展示、今年は疲れました。
これまではそんなに人も集まらなかったのですが今年は創立30周年の記念冊子の配布なども会って卒業生などが多く来ていたり演奏したり、その割には何かしたなぁという充実感もちょっと希薄でイマイチ感が拭いきれません。楽器用のスタンドなども新調したわりにはなんかモチベーションもあがらなかったかなぁ・・・先々月にいった商業的な大きい展示会と比べるとそういう結果になるのかな。
会場ではいろんな人たちと知り合ったり、久しぶりに会ったりしそれはそれで有意義だったのでこれで良しとしたいと思います。ちょっと嬉しかったのは展示したチェロは試した方々に好評だったことです。新規にチェロ用スタンドを用意した甲斐がありました。
今回はカメラを持ってこなかったので写真はありまん。誰か会場に来た方で写真を撮られた方はご連絡ください。よろしくお願いします。
by shinop_milano | 2009-06-13 22:00 | 楽器製作

楽器展示します。

6月13日(土)ミラノ市弦楽器製作学校で学校を一般に公開します。卒業生や在校生の作品などを展示したりするのですが私自身の製作した作品もいくつか展示します。今年はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、バロック・ヴァイオリンetc.を展示します。お昼にはちょっとしたアペルティーヴォ式の軽食も用意しています。お時間のある方は是非いらしてください。場所・時間・お問い合わせ先等は以下の通りです。トラムでは24番Via Ripamonti-Via Notoで降りて徒歩30秒です。
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by shinop_milano | 2009-06-10 20:00 | 楽器製作

夏の午后

6月最初の日曜日。家で作業をしっぱなしというのも不健康なので自転車に乗って出かけた。
ミラノの南西側、木の茂る公園は昨日の暴風で枝葉がたくさん落ちている中、芝生の上では水着を着たお姉さんが読書をしながら日光浴している。その脇には一面に広がる田園地帯。カエルの鳴く声を聞きながら自転車を走らす。東京近郊では見かけなくなった風景がまだミラノにはある。
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by shinop_milano | 2009-06-07 21:10 | ミラノ生活

モデナのフリニャーニ工房を訪ねる

ひと仕事を終えたところでかねてから話を掛けられていたモデナのロレンツォ・フリニャーニのところの様子を見にモデナに赴いた。
彼のところで仕事を手伝っていたフェデリーコが独立して彼自身のラボを同じモデナ市内に5月末くらいに開けると聞いていたのでその挨拶も兼ねて前々からこの時期に行こうと思っていた。今回はいろいろ話があいまってボローニャで仕事をするKさんと10月よりパルマの製作学校に入学しようとモデナで語学研修中のFくんと一緒にフリニャーニ工房を訪ねた。
フリニャーニ氏はヴァイオリンよりもむしろギターやマンドリンなどの撥弦楽器の方が専門だがヴァイオリン族の楽器も作ったりしている。今作りかけの楽器やコレクションの楽器や弓なども見せてもらい気がついたらしっかり2時間くらい経過していた。彼の経歴は初めて聞いたのだが実は若い頃に電気関係のエンジニアな仕事をしていたらしく僕と似たような経歴をもっていた。僕のことは共通の知り合いなどからよく聞いていたようでなんかずいぶん前からよき知っているような感じがしてしまった。それは事故のお陰で業界での知名度が上がってしまったからかもしれない・・・(怪我の功名?)。
彼と話をしていて思わず彼の工房を「ヴンデルカマー」Wunderkammerと形容してしまったが彼は歴史にも美術芸術技法にも通じているようでますますその要領の深さに魅力を感じてしまった。機会があって一緒に仕事ができれば良いなぁ、と思う職人の一人だ。
by shinop_milano | 2009-06-05 22:00 | 楽器製作

一仕事終了。白いヴァイオリンできました。

やっと、製作中ヴァイオリンの木工作業が完了。
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思えばこのヴァイオリン用に切り出した横板を持って帰宅途中事故に遭遇。約2ヶ月の休養後製作を再開し木工を終えました。あとは表面を掃除して塗装に入ります。
この楽器来週ある学校の一般開放の日にある展示に並べようかと思ったのだが、塗装までは終わりそうも無かったので目標日程を断念。これが完成していれば自分の楽器でカルテット・セットを出せたのだけどトリオ止まりでになってしまいました。
ともあれ、製作復帰後ここまで持ってこられたのでよしとしようかとおもいます。ああ、でもまだ今年はこの楽器しか完成していないなぁ。もちろん他の仕事もしながらですがこの夏中に仕掛かり中のヴィオラも完成させたい次第です。
by shinop_milano | 2009-06-04 20:51 | 楽器製作

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


by shinop
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