ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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ローマの松、ぼっくり

週末にローマに行ってきました。
というのは、参加しているアマオケがローマのAccademia Filarmonica Romanaとのコラボレーションでご当地にてコンサートを行うことになったからである。あまり乗り気ではなかったのだが足代と宿代はでるということでお金かからずローマに行けるということで参加することにした。それ以上にヴィオラのメンバーが僕以外に2人しかいなかったこともある。
ミラノーローマ間の距離はおよそ600kmである。電車だと最短で3時間半だがお金を出す財団も貧乏なのでみんなでバスに乗って行くということになった出発は土曜日の朝10時だったが案の定高速道路は渋滞、結局ローマに着いたのは二回の休憩を挟んで19時過ぎ。窓からみえる風景もよかったがそれ以上に結構疲れました。
コンサートは実は野外で21時に始まると聞いていたのだけど実際に始まったのは22時ごろ。野外ステージといってもロサンゼルスのハリウッドボールのような反響板は無く、おまけに湿度も高く過酷な演奏環境であったが大きな事故も無く(風で譜面が飛ばされて演奏者が拾いに走るといのは日本では大きな事故かもしれないがここでは些細なこと)、無事終了。そのみんなレストランに食べに行って3時まで飲み食いしていたというからすごいよ。僕はホテル同室のアントニオと軽く食事ということでサンドイッチ屋に走ったけど。。。
泊まったほてるはヴァティカンのすぐ近くにある教会経営のホテルで松の木がたくさん生えている。バスでミラノに向けて出発する前に散歩しているとたくさんローマ松の松ぼっくりが落ちている。しかもまだ松の実を付けているものがいくつかある。チェロ弾きのバルバラ(アメリカ人の未亡人)と物珍しがって拾ってまわってしまった。で、これがその松ぼっくり。
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それぞれのカサの先に見える白いものは松ヤニです。ぐっと握ってしまうと手が松ヤニだらけになってしまう。松の実は大きくこの殻をむくとやっと中の実がでてくる。ローマ生まれのチェロ弾きフランチェスコは、こうやって殻をむくんだ、と石を使って上手に中身だけ取り出していた。下手をすると全部粉々になってしまう。家に帰ってから自分も注意深く殻を打ち砕いて実を取り出してみました。5セントユーロのコインの脇の白い粒がそれです。食べてみると、今ひとつ香ばしくない。ちょっと古かったのかなぁ。
この松ぼっくりを部屋に置いておくと松ヤニの匂いがほのかにしてきてインセンス代わりにいいかも。
by shinop_milano | 2009-07-06 21:44 | ミラノ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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