釘と三葉虫
まずは化石屋に赴く。あったあった三葉虫の「群」。そのほかアンモナイト、サメの歯、???な化石などもある。店員のお姉さんに値段どこから採掘したのかなどと聞いてみる。三葉虫の化石は1つ5ユーロ、安い。モロッコ産だそうな。一番形の良さそうなのを選んで「これくださ〜い」と言うと(もちろんイタリア語で)、「証明書いる?」ということで学術名、産地、いつの時代のものかなどを書いてくれた。彼は4億年前デボン紀の生まれらしい(デーモン古暮より当然年長さん)。
次に釘屋、というよりは古家具屋である。値段を聞いてみる、僕がほしいのは1本1ユーロとのこと。なるほど妥当な値段だ。ここで計算する、そして6本選ぶ。何故か?それは払うときに5ユーロ札を出し小銭を出そうとするフリをすると「5ユーロでいいよ」というのを期待していたからである。果たしてその通りになった。おそらく拾ってきたようなものだろうからどうやっても売った方は得をするのだろうがこちらも得をした気分になるのでお互いhappy&happyと言うことになろう。どっちがだまされたかわからないが骨董市とはこんなものだと思う。
と言うわけで今日の獲物は以下の通り。
今回はナヴィリオ散策中にクレモナの菊田浩さんに遭遇。奥様といっしょにお宝探しに来たそうです。三葉虫くんを見せるとでは、私もとばかりにそのお店に行ったそうです。なんでもアンモナイトの化石を購入とのこと。これにあやかり渦巻きがうまくできるようにとのこと。さすがは国際コンクールV2のお方であります。