ヴァカンス紀行 その1−チンクエ・テッレ
ミラノからジェノヴァに列車で移動し1泊したあと、翌朝Genova Piazza Principe駅から各駅停車でリグリア海を見ながら南に出発。およそ2時間弱(列車遅れた?)でチンクエテッレの一番北側の町モンテロッソMonterossoに到着。チンクエ・テッレは世界遺産にも登録されている国立自然公園です。チンクエ(=5)テッレ(=土地)はその名の通り急な岸壁を隔てて五つの漁村からなる地域です。
着いた日は少し波が高かったけど青い空と海が奇麗でした。湿度も低く風も心地よく、ミラノとは違う・・・と実感。ミラネーゼがこちらの方によく遊びに来る訳だ・・・モンテロッソからは歩いて一つ南の村ヴェルナッツァVernazzaに移動することにしました。ブドウ、レモン、オリーブなどの栽培をする段々畑の急斜面を汗をかきながら移動。最近ちょっと運動不足なのを実感してしまいました。
歩きながら畑を眺めると祖父の営んでいた埼玉のゆず畑と非常に似ている気づきちょっと驚き。どこの畑にも手製の門が付けてあり、入らないでね〜、という感じだが手を伸ばせばレモンが一つ取れてしまう。アップダウンを歩くこと2時間ヴェルナッツァに到着。村の中心では結婚式が行われており水着で食事をとる人たちの中にスーツを着込んでいる人達もいて理解に時間がかかった。バンドの人達が呼ばれて演奏していたので昼過ぎはにぎやかでした。
もあります。
到着したのは17:00くらいでしたがまだ日が高いので海岸に日光浴に出かけました。波が結構高く砂浜ではなかったので海水には足を浸すだけにしましたが、石の上でタオルを敷いて19:00くらいまでこんな感じでした。波と戯れるガキンチョども、セクシーなお姉さん、本を読み続けるおばあちゃん、遥か向こうを眺め腕を組むおじちゃん、いちゃいちゃするカップル、そして西日にきらめく波。う〜ん、これが夏のリヴィエラか、と実感です!!