ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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L'Orchestra La Verdi a tutti演奏会を終えて

やっと終わった。オケの本番・・・今週は日曜日も含めて4日ホールへ出かけておまけに風邪気味でウチでの仕事もしなくてはと忙しかった。3回目になった今回の演奏会だが内容的には比較的簡単なそして分量的にも少ないプログラムだったのでアンサンブルの向上は最初に比べたらずいぶん良くなったと思う。しかし、メロディーで思わず歌いたくなってしまうところに自制が利かないところとか(チェロに有りがち)、フレーズの処理の統一感が無い(日本人的すぎる?)とかまだやるべきところはたくさんある。個人的には思っていたと同じくらいかそれより少し上くらいに良くなったと思う。以上弦楽器、管楽器は周りをもっと聴いてほしいというのと音に対するイメージが足りないかなと・・・
細かいことはたくさんあるが、このオケでわかったこと。日本のオケもこちらのオケも、音楽専門学校で勉強したかそうでないかにしてもオーケストラでの演奏は大体同じ問題を抱えていてうまく行かないところは同じ、かなと。そして有名な「オーケストラ的楽器学」が述べるように楽器、セクションについての個人のキャラクターも大体一致している(弦楽器と管楽器の間には見えないバリヤーがある!!)。大きな違いは日本人的(ドイツ的?)な、こうであらねばならぬ、というような固い雰囲気は無く(それは周囲に合わせなくてはいけないという強迫観念にもなっていると個人的には思う)リラックスして実はヤバいのに余裕があること。本番前のゲネプロでいつもと違うテンポでやっても、これでもいいよね、とやっちゃう。マニュアル化された現代日本人(そう思っているのは僕だけ?)に臨機応変に対応するということの大切さと余裕を感じた次第である。
by shinop_milano | 2007-05-25 15:40 | ミラノ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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