ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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NegriとIKEAに行く

学校で修復の授業を持っている先生Negriはミラノから100km程離れたカザーレ・モンフェラートに住んでいるのだが、週2回水曜と木曜当地からミラノにやってきて水曜の夜は市内のアパートに泊まり木曜日の授業に備えるという生活をしている。最近、そのアパートがウチの近くにあり実家から電車で来るときが多いのだが車でやって来る時は水曜日の授業の後途中まで車に乗せてもらっている。
で、今日Negriは車でやってきていて授業終了間際にその話しになったら、「スマン、今日はIKEAに行くから・・・」ということでごめんと言いかけたのだが「じゃ、僕も買いたいものがあるのでいっしょに行っていい?」と聞き返したら「じゃいっしょに行こう」ということになった。ミラノ近郊には2件IKEAがあり、そのうちの1件はウチの近くだが車がないとちょっと行けない環境にある。そこからNegriのアパートまではウチのすぐ前を通るのでラッキーなタイミングである。
Negriは何が欲しかったのかと言うと今ミラノのアパートのキッチンをリフォームしているのだそうで、どうも水回りと調理器具等をかけるフック、バスケットなどを調達したかったらしい。キッチン関係のものをみているとやはり予定以外のものもいろいろみてしまい結構長く見て廻った。「じゃ、メシ食って行くか」ということでIKEAのバールで2人で食事をしていくことにした。彼曰く、サーモンの薫製がリーズナブルでうまい、ということで2人してサーモンの薫製を食べることに(彼は2皿食べたが、僕はこれを1皿とニシンのマリネをもう一皿たべた)。値段の割には量もほどほどでなかなか美味しかった。
買物後車の中でなんでキッチンをリフォームしているのかという話しになり、「実はいま女子大生が2人ウチのアパートに住んでいるんだ」という。奥さん家に置いて、浮気!?(しかも1対2)と思いきや話しを良く聞くと水、木曜日は彼が部屋を使うがそれ以外の日は女子大生2人に部屋を貸しているというのだ。何でも3ヶ月くらい前に市内でトラムに乗っていたら目の前にいた彼女等が部屋探しの話しをしていたらしく、それを聞いたNegriが、じつはかくかくしかじか、と自分の部屋を賃貸する話しを持ちかけたらしい。最初は女の子二人も半信半疑だったらしい(それ以上に前に座っていたおばさんには白い目で見られたらしい)が身分と事情を説明して名刺を渡したところ数日後オファーにOKとのことで返事があったとのこと。もちろんNegriの奥さんも了解済みである。そしたら、週5日住んでいる彼女等はやはり大学生、部屋の使い方が粗雑だったらしく当初はNegriが水曜の夜アパートにつくと家政夫状態だったらしい。教育的指導もしたらしい(もちろんまじめに)が、それをキッカッケにキッチン直したりいろいろ補修をしたりしているとのことである。
そんな訳で、週2日は奥さんと子どもを置いてミラノのアパートで暮らし女子大生に賃貸の話しをもちかけ、仕事も何となく抜け目なくきっちりこなすNegri。彼曰く、俺はフォーマルな男じゃないからな、という。なかなかいい線行っている「チョイ悪オヤジ」である。
by shinop_milano | 2007-02-28 22:13 | ミラノ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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