ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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今年のクリスマス

ミラノのクリスマスも3回目になった。クリスマス当日は市内のお店は一斉に閉まり、バス、トラムも19.00までの運行となってしまう。街はゴーストタウンと化してしまう為その前に食料品の買物やコインランドリーで洗濯を済ませたり等を24日のうちにやってしまわなくては行けない。日本はクリスマス・イブがメインだがこちらは25日とそして26日(San Stefanoの日)が重要で日本の参賀日みたいなものだろうか。
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24日の夜に友人の家にパーティに呼ばれてDuomo広場を通りつつ市中心を歩いたのだがまだ買物袋を下げた人たちが大勢歩いている。Regalo(プレゼント)の最終調達であろう。日本ではクリスマスが商業的と言われるがその傾向はイタリアでも同じである。しかし、身近かな家族といっしょにキリストの生誕を祝い喜びを分かち合う、と言うところが根本的に日本のそれとは違っている。みんながみんなミサに行ったり祈りをお家で捧げるかどうかわからないがこちらでの生活を経験すると日本のクリスマスが薄っぺらく思えてしまう(80年代のバブルの残火か?)。
そんなわけで、24日の夜は10月からミラノに来たFさんのお家でこちらで音楽の勉強をしている人たちといっしょにタイカレーなどを頂きながら楽しい時間を過ごした。Fさんは料理センスがすばらしくホント美味しかったです。(Fさん、ごちそうさまでしたm(_ _)m)。話も盛り上がり時間は足早に過ぎお開きという時に、みんなでDuomo広場に行こう、ということになりトラムに乗ろうと停車場で待っているとドスンという音。向こうに見える信号が消えた。事故のようだ。みんなで歩み寄ってみる。やっぱり事故だ。運転手は・・・サンタクロースだった。信号1台大破と車のフロントが中破している。サンタはちょっとふらっとしているが大きな怪我はなさそうだ。既に人が何人か近くにいたので誰か連絡したのであろう、我々がトラムを待っていると救急車とパトカーが来た。
そんな訳で今年の厄払い(?)を済ませつつDuomo広場に着いてみる。深夜1時くらいである。静かである。Duomoの前には救急車が待機していた、おそらくミサで具合が悪くなった人への対応であろうか。我々は少し散歩をしてそれではよいお年をということで別れることにした。バス停近くの教会の前では年配の人たちが集まっている。ミサに参加しに教会に来たようで「じゃよいお年で」というような挨拶を交わしている。やはり、クリスマスはかく有るべきものなのか、と思った3回目のミラノでのクリスマスだ。
by shinop_milano | 2006-12-25 21:46 | ミラノ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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