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バディアロフ氏の講習会(2)


バディアロフ氏の講習会ですが2日目と3日目の前半は古い文献等を紹介しつつ楽器のデザインやネック、指板、駒などの説明を行ないましたが3日目の後半は実際に楽器を使って実践講習ということになりました。


実践講習ということだったのですが、予め「僕の楽器を持ってきていいですか?」ということで1年半前に作ったバロック仕様の楽器をこの為にミラノから持ってきました。参加者4人で講習企画側もマテリアルを用意していなかったので都合が良かったようです。とうことで私の楽器を実際にバディアロフ氏に見てもらいました。


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実際にアドバイスを貰ったのは弦の選択とその手順(実際に弦を張り替えてもらいました)、指板、駒、糸巻き等の調整についてです。特に弦の選択については講習でも聞いた通り色々なヴァリエーションを説明しつつ行なってもらい、楽器を持ってきてよかった!と、ホントに思いました。百聞は一見に如かず。


講習会が終り主催者の方々も含めてバディアロフ氏と食事をしに行こうということになったのですが、期間中その日が僕の誕生日であることを知った彼は「じゃ、君がお店を選んでいいよ」ということになりました。場所が渋谷だったので、それではと思い東急プラザ内にあるロシア料理店「ロゴスキー」を指名させて頂きました。お店の中ではロシア(旧ソビエト?)の民謡や60年代風の曲などがかかっていて、懐かしいなぁ、などというようなことをおっしゃっていました。そして、メニューを見ると我々に説明してくれてました。ピロシキやボルシチ、それから彼はコーカサスの出身なのでそちらの方の料理(ピラフとか)をチョイスしてくれました。料理がテーブルに届きそれぞれの料理を食べるごとに「incredible(信じられない)」を連発し「ものすごくオーセンティックだ。懐かしい味だ。東京でこんなモノが食べられるとは!」と大変喜んでくれました(因に僕らのテーブルはイタリア語での会話です)。「ここは後で妻と子どもを連れて来なくては」とまでおっしゃって頂き僕もちょっと鼻が高かったです。

by shinop_milano | 2006-12-02 09:11 | 楽器製作

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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