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ブルターニュでバロック弓の製作に行ってきました


フランスはブルターニュ、ディナンDinanに住む楽弓製作家Nelly Poidvanさんのところにバロックヴァイオリン弓の製作に行ってきました。8月のブルターニュは涼しく、いやむしろ寒く感じる程でした(日中でも20℃くらい、夜は10℃台前半に感じた日もあった)。
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今回は八角形スティックでフロッグをネジ可動出来るタイプのスネークウッドを使ったヴァイオリン用の弓製作に挑戦しました。8/13-19の6日間9:00-20:00くらいまで途中なが〜い昼食休憩を挟み僕を含む参加者3人でNellyさんに指導を受けました。使う道具や木工の基本技術は同じですが道具の仕立て方なども違い、ヴァイオリン作りとはちがったセンスも必要かなと感じいい経験になりました。何よりも他の人の工房に行くといろいろな発見・アイディアもあり刺激的な1週間でした。Nellyさんのチェックは厳しく特にスティックの「反り」についてはかなり時間をかけました。結局今回は完成までいかず(最終日は夜の3時までがんばったのですが・・・)ヘッド(弓の先)とスティックの仕上げが終わらず、また来るからその時仕上げよう、ということになりました。こんな感じでミラノに持って帰りました。
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参加期間中は一緒に参加した二人、Nellyさんの夫のOlivierさんと一緒に昼食、夕食を食べました。ブルターニュ名物のガレット(そば粉のクレープ)を用意して下さったりいろいろな家庭料理をごちそうになりました。何よりも、ブルターニュの歴史についてや音楽ダンスついても教えてもらい見識が広まりました。Olivierさんはコルナムーザ(バッグパアイプ)&フィドルの名手でよくお家で演奏していました。たまたま期間中にあった地元のフォークダンス会にだみんなで一緒に踊りにも行ったりもしました(この辺の恒例行事らしい)。私自身地元のバンドのひとたちの演奏にすっかりはまってしまった(頭の中からコルナムーザとフィドルの音が抜けない〜!)。ヨーロッパ文化のベースにあるもの強くを感じた1週間でした。
Dinanの街は中世の面影がよく残っておりとても落ち着いた奇麗な街でした。何よりも涼しいので夏いくのはお勧めです。今度いくときはゆっくり街歩きもしたいです。そしてフランス語ももっと覚えてから・・・

by shinop_milano | 2006-08-19 20:20 | 楽器製作

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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