ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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最近の仕事より

これまでブログの更新は停滞気味だったので今年の目標として毎週1回仕事の内容を紹介できるよう定期的に更新しようかな、と先週更新してから思いました。
という訳で今年からは毎週火曜日に投稿できるように努めたいと思います!

d0079867_0172550.jpg先週紹介したワレの接着ですがその後別の問題が発覚。ワレの補強パッチを付けるためにその脇にあった長細い「不思議なパッチ」を剥がしてみました。この部分には、いわゆる、ヤニツボという松ヤニの溜まりがあってそれを埋木で塞いであったのですが表板の内側はしっかり木が埋まっておらず、松ヤニとニカワで埋めていて「不思議なパッチ」でフタをしてあったのでした。


d0079867_0261239.jpgこの処方はスマートでないのできちんと埋木をしてあげて対応することにしました。処置後はこんな感じです。


d0079867_0283726.jpg
この場合埋木をクランプするのに表板のアーチが壊れないように表面に密着するカウンターパーツが必要なので固めのシリコンゴムを用いてクランプ当て木(写真右)を作ります。
埋木をした所も含めてカバーできるように補強パッチをつけてこの部分の対応は終了。表板は本体に接着済みです。


d0079867_0293430.jpg製作を開始したチェロの裏板、表板の接ぎを実施しました。僕は様式の配管パイプを利用したクランプを使ってこんな感じに実施しています。このクランプは締めがハンドル式なので力の加減がし易いので気に入っています。

by shinop_milano | 2013-01-22 22:00 | 篠崎バイオリン工房

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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