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2012イタリア出張ーミラノ編1

久しぶりのブログ更新になってしまいました。

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6月27日から7月6日まで実質一週間ほどイタリアに出張に行ってきました。
今回はミラノから入って、クレモナ、モデナ、南チロルまで付き合いのある業者、メーカ、友人を訪ねてきました。久しぶりのイタリアですがいろいろなことがありました、ほんと。


まず、ミラノ到着。マルペンサ空港で預けの荷物をまっているといつまでたってもやって来ない。ロストバゲージです。
今回は中国国際航空で北京経由の便でしたが成田からの出発が遅れたためトランジットの時間が1時間弱。荷物が届かなかったのです。やれやれ、と思いロストバゲージのカウンターに行くとまえに7、8人の中国人集団が僕より先に着きました。これが悲劇の始まり・・・

19時過ぎのカウンターには女性の担当員が一人のみ。そのときはドイツ人らしい初老の夫婦を相手に15分くらい格闘していました。渋々ドイツ人夫婦は怒りながら出てゆくと中国人たちの番になりました。中国人たちはおもに子連れの女性で妙に陽気。手荷物のタグを見ると温州航空という名前が見える。どうもこの人たちはミラノでも多くいる温州からの出稼ぎの人たちらしい。

彼らの対応が始まるとまったく会話になりません。話がまとまらず、彼らの中の一人中年男性と小学生くらいの子供が片言のイタリア語を話すくらいです。そうです、出稼ぎ中国人のおばちゃんたちははイタリア語、英語が喋れないのです。しかも驚くことに、滞在許可証(正しくはそれを申請中の半券)を持っているのに自分の住所が言えない!!書いたメモもない!
ということで、各自の届かない荷物の確認とそれがどんな形状で、どこに届いたらどこに送るかなどで会話がなかなか進みません。しかも、それぞれが居住場所が違うことがわかりミラノ、プラート、レッジョエミーリアなど中国人が多く住む街でまとめていっぺんに対応という訳には行かなかったのです。ほぼ確実なのは、この人たちはなんかブローカーでも頼ってイタリアに稼ぎにやってきたのかなぁ、ということです。対応するカウンターのおばちゃんも、ああうんざり、という表情です。自分の番を待っている間、中国人の子供たちはカウンターまえではしゃぐし散々でした。

結局到着から2時間、ようやく自分の番が来て明日届く僕のスーツケースをホテルに届けてもらうということにしてホテルに向いました。ホテルに付いたら23時過ぎでした。着替えも全部スーツケースに入っていたので明日の着替えがありません。早速着ていた服を洗濯して明日に備えることにしました。結局スーツケースが届いたのは翌々日で着替えの調達を余儀なくされました。加入していた海外旅行保険には到着荷物遅延の項目にはチェックしたはずが付いておらずどうも請求できそうにありません。ああ、なんてこった。

こんんわけで、とほほな状況からの出発でした。いやはや。
by shinop_milano | 2012-07-07 22:00 | 篠崎バイオリン工房

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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