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パルマのトスカニーニの生家を訪れる

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お使いでパルマに行く用事ができたで、この機を利用して指揮者アルトゥーロ・トスカニーニの生家を訪れた。
トスカニーニは1867年パルマの市内の生まれで王宮に隣接する職人街の小さな家に生まれその生家は今は遺族からパルマ市に寄贈され大マエストロをたたえる博物館として機能している。入場料2ユーロ。中に足を運ぶと係員のおじさんが寄ってきて話を始め中を案内してくれた。
父親は貧しい仕立て屋を営んでいたがパルマの音楽院で音楽の才能をあらわし若いうちから劇場の指揮者として活躍しだした、とのこと。彼が始めたと言われる「スコアを見ないで指揮」するというのはどうもかれはすごい暗記魔だったようでスコアなど見なくても五線紙がなくとも♯や♭が満載なワーグナーのオペラの一説などはその場で書き出せたようである。結構「荒くれ者」的イメージのあった彼だが手書きの遺品などをみると几帳面で小ぎれいに片付いているというイメージをもった。ニューヨーク時代のNBCオケのリハーサルの録音を拝聴したが、主にイタリア語+英語+フランス語がたまに交じるというしゃべりもイタリア語がわかる今は十分聞いて面白い(アメリカ人の団員がどのように彼について行ったか映像があったら見てみたい)。
ともあれ、ファンには必見の場所である。ちなみにアメリカで1957年に死んだ彼の墓地はミラノの記念墓地の中にある(じつは僕はまだ行ったことがない)。
by shinop_milano | 2010-07-28 20:00 | モデナ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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