ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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モデナで『おくりびと』を観る

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モデナ駅のすぐ脇にある小映画館「スタジオ7B」で今『おくりびと』を上映している。同居人のカテリーナは以前この映画館でバイトをしていて顔が利くから(つまりロハ)ということで一緒に今夜見に行った。イタリアでのタイトルは『Departures』となっていて英語でのタイトルと同じであると思う。イタリアで日本映画を見に行ったのは「硫黄島からの手紙」以来である。
主人公は元チェロ弾きとあって、あるいは楽器屋の様子が出るからと何かと話を聞いていた。が、予習はしていなかった。見終わってみて実にいい映画だと思った。きっと誰しもが多かれ少なかれ経験のあることだし、暗い部分を暗すぎずユーモアも交えてよく演出していたと思う。音楽は久石譲が担当してテーマのメロディや音楽の作り方はかつての大林宣彦監督映画のような「久石節」が利いていてなるほどオスカーの外国映画部門で賞を取れたのも頷ける。見終わってみて、果たして西洋人がどれだけ共感を覚えるのか疑問であったがカテリーナに内容を尋ねると十分内容を理解できる内容であったし、彼女もやっぱり目頭があつくなっていた。実に最初に予想していた以上のストーリーであった。
自分の経験も含めていうと「死」というものを通して人生の何たるかを改めて考えさせられ多思いです。
by shinop_milano | 2010-04-18 22:00 | モデナ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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