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ミラノのプラネタリウムに行く

いつの時代、どこの社会でも人は幼い頃には夜空の星を見上げてそれを取ろうと手を伸ばす。そしてやがて自分の腕が星に届くほどには長くはないのだと知る。それが大人になることだという。
———ラインハルト・フォン・ローエングラム———


実に数十年ぶりにプラネタリウムに入った。週末ミラノに行った時に一緒に昼食をとった友達とGiardini Pubbliciを歩きながらその一角にあるプラネタリウムによったら丁度上演開始の時間だったのでみんなで入ることにした。ミラノのプラネタリウムは設立者のドイツ系スイス人でいながら1930年代までミラノで科学・技術書籍の出版を行っていたウルリコ・ホエプリUlrico Hoepliの名を冠している(ミラネーゼは"H"の発音をできないのでオエプリとか読んでいるかな)。ホエプリと言えばいまでもその書店はDuomoの近くVia Hoepliにあり科学/アート系の本はよく探しにゆくので名前はよく知っていたがこんな人だとはこの記事を書きながら知った次第である。
ということで、このプラネタリウムが設置されたのは1930年とのことで当時としてはイタリアで2番目のプラネタリウムだったそうである。僕らが見た上演は(日本だと)小学生4、5年生向けの内容だったかな、地球の公転、自転とか星座の成り立ちなんかをテューターは話していたけどちょっと話に力が入って理屈っぽくなって隣にいた4歳くらいの女の子は飽きていました。でも好奇心のある10歳くらいの少年には面白かったかも。プラネタリウムではお約束だけど日が落ちて星が見え始め、夜9時の光害の無い星空が投影されドームいっぱいの星空が見えた時は目頭が熱くなりました。小学校の頃はよく天体観測の本や星や星雲の写真を見ていたりして星に興味があったものだけどしばらくそんなのからは遠ざかっていたなぁ、と振り返ってしまいました。長編アニメ/小説『銀河英雄伝説』のラインハルトのこのセリフは今だから深く共感します。

ちょっと少年の日に戻りたいミラネーゼのあなたはこちらを参考にプラネタリウムに足を運んでみてはいかが?
by shinop_milano | 2010-03-14 20:40 | ミラノ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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