ヴァイオリン工房は不思議の部屋 ★camera delle meraviglie★

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2009 Mondomusicaの感想

今年のクレモナMondomusica(ヴァイオリン関係の見本市)が先週末10/2-4にありました。今年は何となく周りの人の様子から、春先のフランクフルト、パリでの展示会の様子から推測するにあまりふるわないのではと当初から予想していたけどその通り。
基本的に一般の人も期間中どの日にも入場できるのですが初日金曜日はウィークデイなので実質的には業界関係者のトレーディングの日になっています。展示ブースも若干減りヴィジターの数も減っていた様に思えます。なによりもあまり活発なトレーディングが見て取れなかったのはやはり景気が悪いのでなと思えた次第です。そうはいっても目新しいブースが新規に参加していたり名前が変わって出展していたりと業界での情報を集めるには大変有意義な展示会であると思います。
既にウマくまわっている製作かやディーラさんなどはもうわざわざ展示会に足を運ばずにもビジネスが成り立っているようで「出会いの場をもとめる展示会」の場は一段落したように思います。グローバリゼーションに伴うヨーロッパとその他の市場(アジアとか南米)をつなぐ役目はすでに陰に薄くそれぞれが「売りやすいもの」(具体的に言うと比較的廉価な楽器や本、カタログなど流動性の高いもの)ならべて新商品のアピールと工房、会社の広告をなしている様に思えます。

私個人としては常に工房にこもりがちで忙しくあまりコンタクトも取らない(いや、取れないというべきか)人たちにあって「最近どうしている?」と挨拶して業界の様子を聞いたり刺激をもらったりしてソフトウェアな点で“仕入れ”をしていたと言うのが今年でした。
そして今年は目出たいことに(?)初めて自分の楽器を展示させてもらったのでした!8、9月とピッチノッティ氏の工房でお手伝いをさせてもらいそのご褒美に彼から僕の楽器をブースに置いても良いよと言われたので私のヴィオラを2台展示代に載せさせてもらいました。カメラを持って行かなかったので写真に撮らなかったのがちょっと悔やまれます。

ということで色々あったような無かったようなと言うのが今年の感想です。なんか隣の学校の文化祭を見に行ったような、そんな感じでした。
by shinop_milano | 2009-10-05 21:13 | ミラノ生活

「ミラノ的ヴァイオリン製作の部屋」改め。埼玉に活動の場を移したヴァイオリン屋の徒然日記


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